こちら、ロンドンでは7月4日にようやく屋内で異なる世帯の人と会うことが可能になり、完全オンラインレッスンから、希望者のみ、1日1〜2組を目処に対面レッスンを再開しました。
※オンラインレッスンのコツについての記事→,こちら
鍵盤の消毒や空気の入れ替えも考えると、1日1〜2組が限界であり、またマスクをしながらのレッスンは慣れないと疲労感が半端ないです。
ロックダウン解除=ウィルス死滅ではないので、引き続き、
『自分がウィルス保有者』であり、
『他人もウィルス保有者』である。
を前提に行動するようにしなければなりません。
政府も引き続きリモートを推奨しており、会社によっては2021年3月までは完全リモート働き計画を実施するようです。
マスク着用(表情が見えづらい)など、不便なことはありますが、やはり、生で生徒とレッスンができるのは、嬉しいことです!✨
さて、ここで3ヶ月半の完全オンラインレッスン経験を振り返ってみたいと思います。
プラス作用:
●定期的なレッスンが継続できた
→プログラムが滞りなく進めた。
むしろ学校がない、大人も在宅ワークな分、進みがいつもより早い!
●家での様子がチェックできた
→椅子の高さや弾き方など、姿勢がよりよくなった!
●ここ、そこ、など曖昧な表現が使えない…
→生徒が細かく楽譜を真剣に追うようになった!
●リアルタイムで私が書き込めない
→生徒が率先して自分で楽譜に書き込むようになった!
おまけ
学校も何もかもお休みの中、普段よりゆったりした時間の流れの中で、意欲的にピアノに向かうようになった子も結構いました
できないことを嘆くのではなく、今この状況だからこそできることを!という考え方は心の支えにもなったのではないでしょうか。
ちなみにリズム&ソルフェージュのレッスンも問題なくオンラインでできました。
ロックダウン明け、早速対面レッスン再開を希望した生徒さんのレッスンを久しぶりにしてみて成果をみたところ、揃って姿勢がよくなっており、災転じて…じゃないですが、プラスの効果がたくさんみられました!
そして、オンラインレッスンでも工夫さえすれば、十分レッスンが受けられる、と体感した親御さんも少なくなく、遠方からいらっしゃる生徒さんなどは、コロナ関係なく、基本オンライン、たまに対面、の形もありなのでは?という話にもなったくらいです。
送り迎えが必要な場合、親御さんの体調がいまいちだったり、兄弟が具合悪い、などでやむを得なくレッスンに来られない場合、オンラインレッスンでカバーできるのは確かに嬉しいことだな、と思います。
これからの習い事の、新たなスタイルになっていくのではないでしょうか。
もちろん対面レッスンができればそれに越したことはないですが、引越したり、環境が替わった際、ブランクができてしまったり、レッスンそのものを諦めなくていいのはお互いにとって嬉しいことです。
さて、マイナス点は?と言うと、
『ネット環境が悪いとどうしようもない』の一言につきます。
●回線の調子によっては生徒が言葉をはっきり聞き取れていないこともある
→結局回線の問題
●弾いている最中に何か言うと、止まってしまう&ゼスチャーでの指揮ができない
→これはもう仕方がない。そのうちホログラムとか普通になるんでしょうかね(笑)
●長時間レッスンでは教える方は目がかなり疲れる
→ブルーライト削減メガネで改善
ネット環境は契約次第なので、回線を早くするプランにグレードアップすることは可能ですので、そこはまぁ解決できる問題かな、とは思います。
3ヶ月半の間、使っているインターネット会社の回線がイギリス全土で7割近くアウトした日が1日だけありましたが、事故のようなものでしたし、半日で復旧されました。
許容範囲内といえば、許容範囲内かな、と。
対面レッスンで、渋滞に巻き込まれて遅れたりする可能性の方が高いです
書き込みなどは、前記の通り、なるべく本人に書かせることで逆に意識が芽生えますし、PDF化した楽譜のやりとりで私もレッスン中に書き込んだ物を送れるので、レッスン内容が悪化することは全くないと言っても良いかと!
レッスンが中断するより全然いい、むしろ、いいこともあったりするよ!
くらいのポジティブ思考です✨
そもそも、日本や上海の生徒さんとのオンラインレッスンは、1年に対面レッスンは数回しかできないのですが、それでも2年以上オンラインレッスン継続してくれている生徒さん達がおり、その人たちの音の変化&上達ぶりをこうやって遠く離れていてもリアルに感じさせてくれる文明の進化に本当に感謝です!
Haruna.