ピアノ(=楽器)上達への道は、とにかくピアノに触れる(=慣れる)こと。
それにはまず何と言っても、楽器が必要になってきます。
習い事としてピアノが毎年上位に来る理由としては、
・何か楽器が弾けるようになって欲しい
・脳の発達に良いトレーニングと聞くから
・自分(親)が昔やっていたよかったなぁと思うから
・自分(親)がやりかったけど叶わなかった
・子供がやりたいと言い出した
…などなど、色々あるかと思います。
理由が何にせよ、『人生を豊かにするため』という方は多いのではないでしょうか。
しかしながら、最近は騒音問題を気にしてや、置く場所の問題もあり、電子ピアノで始める方がとても多いと思います。
どうやらお店側に電子ピアノを勧められた、ということも多いらしいですが、先生によっては電子ピアノNGの教室もあるので、要注意です!
電子ピアノにもピンからキリまで種類があるので、ここでは最低限、
・鍵盤の重さが本物のピアノと同じである
・88鍵全てある
ことを条件とします。
そして利点と欠点について考察していきましょう。
電子ピアノの利点:
・搬入が簡単
・騒音対策ができる
・値段がお手頃
・色々な楽器の音を出して遊べる
電子ピアノの欠点:
・音が無機質
・タッチ音がぽこぽこなる
・強弱の微妙な変化が付けられない
・思い切り弾けないので、気持ちよくない
こう見てみると、
あれ?利点の方が多い!
と思われるかもしれません。
が、何と言っても、欠点が残念ながら、決定的なんです。
電子ピアノの欠点が弾いていくうちに改善されることはないです。
そして、自分で作り出せる音の変化が乏しいということで、必ず飽きがきます。
タッチ音も同じく、強弱の変化も同じく、上手になればなるほど、電子ピアノだと家での練習がつまらなく、嫌なものになります。
そして徐々にピアノに触ろうと思う気持ちが小さくなり…遠ざかってします。
感受性豊かな年齢だからこそ、機械の音ではなく、本物が生み出す音に触れて欲しいといとピアノ講師が口を揃えて言うのは、限界が見えてしまうからなんです。
小学校でピアノをやめてしまう理由は、圧倒的に家のピアノが電子ピアノ、であることが多いです。
曲らしい曲が弾けるようになると、当然レッスンでは音色や音の余韻について重みをおきます。
ピアノは、そこが楽しめるようになると、グッと世界が広がります。
家庭それぞれの事情もありますし、最初の頃はあまり家での楽器については口出ししないようにしていますが、耳がよかったり、音楽的であったり、伸びそうな子には特に、『本物のピアノ』をお勧めします。
今のところ、買い換えて後悔、という話は聞きませんし、グッと音の幅がでたり、タッチがしっかりしたり、と目に見えてポジティブな変化しかありません。
むしろ、こんなに差があるとは思わなかった、もっと早く勧めて欲しかった!と言われたことも…(笑)
そうは言っても駐在だから…と思っている方、ピアノはレンタルという方法もありますので!!
1〜数年しかいないからこそ、レンタルを活用するのは一つの方法だと思います。
また、騒音がどうしても気になるようなら、アプライトピアノのサイレント機能がついているものなら、日中は普通に、夜はサイレント機能で…という大人にぴったりな選択肢もありますので…!
Haruna.