世界中がロックダウンを実行している今、
色々な分野でオンライン〇〇、が増えてきています。
ピアノのレッスンなんてまさに、狭い空間で、しかも人の出入りが多いところ。
もし誰かが感染していたら、ピアノ教室という空間を介して瞬く間に広がるだろうという懸念から、政府がロックダウンを示唆する前に、自己判断でレッスンを全てオンラインに移行しました。
幸い、数年前より、ロンドンから日本へ完全帰国後もレッスンを私と続けたいという生徒さん数名とSkypeを使ってのオンラインピアノレッスンをしてたので、割とスムーズに受け入れていただくことが出来ました。
一重に生徒さん&保護者の皆さんの御理解と御協力の上に成り立っています。
恐らくピアノ教師の皆さんの中には、オンライン未経験の方も大勢いるだろうと思い、少しでも役立てば、と思い、今回の記事のテーマにしました。
ピアノのレッスンは、もちろん対面が理想ですが、今回のような特殊な事情の場合や、相性の良い先生が近所にいない、親御さんの事情で送り迎えが出来ないなど、様々な状況において、今後選択肢の一つとして浸透していくのではないでしょうか。
今回のロックダウン中、生徒さんの中には、ゆったりとした時間を得たことで、驚くほど上達していく生徒さんもちらほら…。
自粛だからレッスン中止、ではこんな一面が見られなかったと思います。
また、普段の生活が、いかに忙しく、落ち着いて練習する余裕がなかったのか、よくわかります。
ある意味、時間に追われている現代社会において、色々と見つめ直すきっかけを与えてくれる、非常に貴重な経験なのかもしれません。
さて、それでは本題に入ります!
生徒さん&先生、両方が必要な物:
・スマートフォン、パソコン、iPadなどタブレット、このどれか一つ。
条件:
・インターネット回線が良い環境であること。
生徒さんのカメラの位置:

横斜め上から見下ろせる場所が理想。
この位置だと、運指から手の形、指の形までよ〜く見えます。
*高さが足りない場合、ハンガーラックにゴリラポッドを取り付けたり、本などを重ねて高さを作ります。
普段どんな椅子の高さで練習しているのかもチェックできるので、意外と良い発見です。
レッスンの記録:

難易度が少し高くなり、曲の分析や、詳しい書き込みが生徒さん本人では正確に書けない場合、PDFでタブレット上で書き込んだ物をレッスン毎に送信。
指づかいの修正も指摘しやすいです。
*ダブレットでの書き込みはカラフルにできるし、どこが新しい書き込みなのかが毎回わかるので便利です。
教える側の位置:
どこでも可能。
ただし、ピアノでの模範演奏が必要な場合、横斜め上にカメラを設置すると生徒さんから鍵盤や体が見やすいですし、真上からだと、細かい運指が見えます。
カメラの場所は臨機応変に変えられるよう、準備をしておくとスムーズです。
レッスン時間、間隔の設定:
オンラインレッスンでは、前後のレッスンに15分ほどは間隔を空けることが理想です。
レッスンがほんの少し長引いても、他の生徒さんからのコールに出られないなんてことにならないですし、やはり長時間モニターを見ていると目も姿勢も悪くなるので、生徒さんが多い場合、対面式よりも、かなり身体への負担は大きいです。
無理せず、休憩を挟みましょう!
未就学児のレッスン:
生徒さんの性格にもよりますが、基本、親御さんの付き添い、ヘルプがかなり重要です。
サポートをお願いしましょう!
使用するアプリ:
Skype、LINEなど、割となんでも大丈夫です。
楽譜のPDF化:
Scannableという、アプリを使用しています。
自動でパシャっと文字、楽譜を判別し、トリミングしてくれるので、重宝しています。
楽譜の保管、書き込み:
PiaScoreというアプリを使用しています。
タイトルの整理整頓が楽ですし、書き込みもしやすいです。
Scannableからも直接共有出来ます。
タブレット&ペン:
iPad Pro使用。一番大きい、A4サイズの物です。
Apple Pencil。書き込みに全くと言って良いほど違和感がなく、本当に便利です。充電が切れるタイミングには気をつけないとですが…。
ざっと、こんなところですね…。
対面式でない分、『飽きさせない』ことに気をつけてレッスンすれば、意外と普通にレッスン可能ですよ!
問題点としては、
弾いている最中に注意点を伝えたい時、どうしても生徒さんの演奏が止まってしまうので、そこがやはり対面式と違い不便なことが挙げられますが、すごく気になるようなら、片耳イヤホンをしてもらう形も可能かな、とは思います。
私自身は演奏に集中出来ないかな、と心配なので、この形はとっていませんが、代わりに声を張り上げています…(苦笑)
また、回線が悪い場合、手の動きや音声に微妙なズレが生じることもあります。
そこが、生徒さんのミスなのか、回線の問題なのか見極めるには、生徒さんの癖を熟知していることが求められるので、回線が不安定な場合、初めてのレッスンはお勧めしません。
ピアノは一度レッスンを中断すると、再開するのに、気力も知力も体力も消耗する習い事です。(他の楽器もそうですが…)
ピアノを習っている人たちが、コロナが収束に向かうまで、レッスンを中断することなく、安心して続けられることを願っています!✨
Haruna.